IT系女子ログ

4年目Webデザイナー目線のあれこれ話。デザインもコーディングも勉強中。

ITニュースを10年分、厳選して振り返ってみるシリーズ [2011年編]

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by 仙台市

ITmediaニュースの読者感謝祭でランキングTOP100記事ずつが11年分、ドドンと公開されています。IT系女子ログでは、その中からだいたい1年ずつをまとめて、私個人が気になった記事を厳選してご紹介しています。
前回は2009年、2010年の2年分の中から未夢とはやぶさの記事を掘り下げました。

東日本大震災の記事はざっと数えただけでも100記事中、29記事ランクインしていました。その中でも私が注目した記事はこちらです。

19. 変わり果てた風景、甚大な被害 Googleが衛星写真を公開 (1/2) - ITmedia ニュース
28. 地震、その時Googleは 「1秒でも惜しい」と怒涛の開発、海外にもバトンつないで (1/2) - ITmedia ニュース

どちらも、震災後Googleは『Person Finder』や避難所情報が載っている特設ページの開設などの活動に関連した記事でした。

Person Finderは、ハイチ地震の際にGoogleが公開したシステムでしたが、全て英語。Googleは、すぐにPerson Finderのユーザインタフェースを日本語化し、地震から2時間足らずで公開したとのことです。
被災地からも手軽にアクセスできるよう、携帯電話版の開発にも着手し、その日のうちにリリース。口頭で伝えやすいよう、短縮URLも新たに準備したんだそうです。

牧田さんらはオフィスに泊まりこみ、睡眠もほとんどとらず、開発を続けていた。「いかに早く(サービスを)立ち上げるか」に注力。「1分1秒でも惜しい」と、オフィスで10メートルほどの距離を移動するにも小走りだった。「直接話したほうが早い」と、打ち合わせはチャットを使わず、顔を見ながら進めた。「ベース(基地)だった」というこたつ机には、栄養ドリンク剤「リポビタンD」の山ができた。

地震、その時Googleは 「1秒でも惜しい」と怒涛の開発、海外にもバトンつないで (1/2) - ITmedia ニュース

これらの記事を読んで、ITだからこそ出来る被災地支援を考え、迅速に開発し公開、運用していく行動力には大変驚きましたし、尊敬しました。
ここまで迅速に行動を起こすことは、普段から高い技術を使っていなければ出来ないでしょうし、普段から「自分には何ができるか」と意識していなければ出来ないと思います。

Googleと言えば、先日の3月11日のGoogle検索のTopページには、あの日から4年 -東北の今、そして未来- として、震災特設サイトを公開していました。
現在の東北の海からの景色や、小学校などのストリートビューが見れます。また『イノベーション東北』と題して、震災を機に新しい挑戦に取り組もうとしている東北各地の事業者と、 それをサポートしたい方々とをつなぐクラウドマッチングプラットフォームの取り組みなど、紹介されています。

東日本大震災後に行動を起こしたIT企業は、なにもGoogleだけではありません。
Twiiterの社員は震災の報道を受け、アクセスが集中し、サーバーがダウンしたら大変な二時被害を被る人がでてしまう、と考え未使用のサーバーを全てセットアップし、日本向けのサーバー数を3倍に増やしたとのこと。
変化するリーダーの資質:あの日、Twitterのくじらが出なかったもう1つの理由 - @IT
素晴らしすぎる行動力。1人の社員が考え、行動したおかげで、混乱していた当時の回線もTwitterだけは生き残っていたとのこと。

NTTドコモは携帯電話の無料充電マップや、無料で使用できる電話の設置場所などを公開しました。
NTTドコモ、被災地向けに携帯電話の利用可否や無料充電場所を地図で確認できるサービス:ITpro

もし、私が同じような立場にいたとしても、行動を起こせるかどうかは分かりません。おそらく自分のことで頭がいっぱいで、「何かできることを」と考える余裕がなくなっていると思います。普段から色んなニュースを見て、知識や技術を何に生かせるか考えておくことが大切だと思いました。

関連サイト

asahi.com(朝日新聞社):IT各社、ネット技術で震災支援 アクセス緩和など - 東日本大震災

「東日本大震災から4年、未来への現在地」特集、ヤフーが公開 | RBB TODAY

東日本大震災と情報、インターネット、Google

フォトアーカイブ 東日本大震災―仙台復興のキセキ | 仙台市