IT系女子ログ

Webデザイナーのエッセイ。デザイン、コーディングで気になることをあれこれ考える。

ウェブ解析士になったので、広告をうって検証してみた。

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昨年ウェブ解析士の資格を取得できたのですが、業務の都合上なかなかウェブ解析をする機会がありません。

時間を作ってはログを見るようにはしているのですが、座学では気づけなかった最近の課題があります。

 

「目的がはっきりしてないと解析しようがない!!!」

当たり前すぎてさらっと流しちゃうのですが、いざ現場では、目的を決めるのは2の次。とにかく制作!えいやで作って!と置いていかれてしまったりする。

少なくとも今の現場では、「どんな結果になれば成功と言えるのか」とか、「あっちに向かってるからまずはこんな結果を出したいよね」とか、ゴールを明確にさせて(できて)いない案件がほとんどなんです。

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どうなれば成功かわからんのに、ログ見てもあんま意味ないやん。じゃあ、解析の経験はどうやって積もう?

ということで、自分のブログやTwitterで解析の練習をしてみることにしました。

 

関連リンク

 

「わかりやすいのは、施策後にどう反応があったかだろうな」という考えから、少額で試しやすそうなTwitter広告に目をつけたんです。

まずはTwitter広告の特性を知るために実際に広告をうってみたので、ここでは学んだことをまとめます。

 

結論をいうと、Twitter広告おもしろい!

それは、

  • 予算内に納めてくれるから安心
  • ターゲティングがとても細かくできる
  • Twitterユーザーの特性とPRの相性が良ければ効果は計り知れない
  • 2大特性?即時性とブランディング効果

と感じたからです。

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このあとは、ウェブ解析士の資格を取っただけでただ持て余しているなと不安をかかえるデザイナーが体験してみたTwitter広告の話です。

同じような境遇の方に参考になれば嬉しいです。

 

 

広告をうつ目的

  • フォロワーさん以外に露出したときにどんな反応があるか、ないか
  • プロモーションでどこまでブログの流入が増えるか
  • 費用と露出具合と結果のバランスはどんなものか

比較をしたかったので、普通にツイートしたものをそのまま広告として出してみることにしました。

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細かいターゲティングが簡単

Twitter広告の設定をして驚いたのは、ターゲティングが細かく設定できることと、簡単だということです。

AdwardsやほかのSNS広告もそうなのでしょうか?ウェブ広告って目的がはっきりしてればしてるほど効果がありそうだな、と思いました。

 

ちなみに私は、

  • 興味のある分野
  • 自分のフォロワー以外
  • コリスさん、CSS Niteさんのフォロワー

に設定しました。

 

特定のアカウントのフォロワーかどうかも選択できるのはSNSならではで新鮮です。

ターゲティングの目的は、フォローしてる/していないときのリアクションの違いを比較しやすくするために、私のアカウントをフォローしてくださっている方と同じような属性の方に絞ていきました。

 

 

データを比較しての気づき

私の勝手な解釈ですが、興味の度合いは行動に表れると考えています。興味を持っていただけるほど変化の大きい行動をとるし、興味がなければ行動しない、と思っています。

 

Twitter広告での具体的な指標で考えると、

詳細をクリック>>リンクをクリック

プロフィールを見る>>フォローする

だと思っています。

 

オーガニックとプロモーションで比較してみると、このようになりました。偶然にも比較しやすく同じくらいの表示(インプレッション)数だったのでこのまま見ていきます。

プロモーションのほうがエンゲージメント総数(このツイートを見たユーザーの反応した総数)は高いのですが、実は変化の大きい行動の割合はオーガニックのほうが高いという結果になりました。

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実際の広告の結果の画面です。スマホで確認しやすいのが嬉しいです。

 

 

結果

フォロー関係の影響はどんなものか?

→今回はフォローされていないユーザーの反応が期待したものではなかった。

→内容がフォロワーさんでないと反応しにくいものだったからだと考えられる。

→フォローの有無でターゲティングをして、ツイートの内容を分けると費用対効果があがりそう。

 

プロモーション(広告)のブログの流入は?

→微々たるものだった。

 

費用と露出具合と結果のバランスは?

→オーガニックツイートの方が反応が良かったので、いい結果ではなかった。

→今回は少額だったので、予算を増やすと費用対効果がどう変わるのか、変わらないのか検証したい。

→もう一度試してみて検証を深めたい。

 

 

仮説

  • 今回のツイートはフォロワーだからこそクリックしてもらいやすい内容だった
  • よく知らない人のリンクで「興味のある分野だなぁ」どまりだと、クリックする行動にまでは至らない

ツイートの内容が私のひとりごとだったので、フォローしてないプロモツイートが目に入っても「ほう、ところでどなた?」となってプロフィールを見る行動を促すスタイルになっていました。

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実は固定ツイートで広告に使ったツイートの内容をこの期間だけ変えていました。

プロモツイートからプロフィールを見た方に向けて「更新のあるアカウントだな」感を伝えられるとフォローなどいい効果があるのでは、と思ったからです。

でも、実際にはプロモツイートは遷移したりして表示エリアから見切れると更新されてしまい、違うプロモツイートに変わってしまうのです。

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つまり、

自分のフィードに表示されるプロモツイート見る>「自分に関係あるかも?」>「どんな人?」>プロフィール見る>「ほう…」>自分のフィードに戻る(プロモツイート消えてる)

となってしまっていた気がします。

 

ターゲティングを細かく設定するなら、どんな施策にするかも細かく練らなければ、思うような反応が得られないこともありそうですね。

当初「目的がはっきりしていないと解析しようがない!」という気持ちではじめたのに、まだまだ詰めが甘かったということです。

反省。次はさらに細かく考えておこう…。

 

Twitter広告ではフォローやリンクのクリックなどの即時性と、長期的に目に触れる投稿を重ねることでのブランディング効果の大きく2つの特性があると思いました。

 

参考:イメージ広告とレスポンス広告

https://hansokunodaigaku.com/koukoku_post/1034/

 

2つのどちらを重視するのかも効果的な広告をうつポイントかな、と思います。

次は仮説を掘り下げて検証できるような広告を試してみます!

 

 

なぜデザイナーが解析士?

最後に、なぜデザイナーなのに解析士とったの?と聞かれることも少なくないのでこちらに書き残しておきます。

 

3年前に「デザインの力をより活かすにはどうすればいいんだろう」と考えて、1つ記事を書きました。

それは、身のまわりでDTPからwebに転向される方をよく見かけていて、世の中の移り変わりを少なからず感じたからです。社会の流れを知ったり、先を見据えることも大切だなぁと、不安や危機感がありました。

それから時間はかかりましたが、行動の1つがウェブ解析士の資格を取ることです。

解析の資格が取れただけでここからがスタートだし、デザインもまだまだ勉強中。いつか「そのままのデータだと分かりづらいし見る気がしない」ものを「わかりやすかった」「見る気になった」「理解できた」のように、人とデータをつなげて誰かにとっての価値を増やせるようになりたいなぁと思っています。

 

最後に、広告をうってみようと思いはじめたのは、こちらのポッドキャストを聴いてからです。

https://automagic.fm/post/173466461435/monblanc

Automagicのモンブランさんゲストの回で、web広告をデザイナーが運用しているというお話を聴いて、「なんて学びが深そうで、楽しそうなんだ!」と大きな刺激を受けました。

次はもう少し予算を積んで検証してみたいので、資金調達頑張ります…!